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【外構豆知識】駐車場の勾配は“使いやすさ”を決める重要ポイント
駐車場づくりというと、
「コンクリートを敷けば終わりでしょ?」と思われがちですが、
実は “勾配(こうばい)=傾き” がとても大切です。
この“ちょっとした角度”が、
水はけ・停めやすさ・雨の日の快適さ に大きく影響します。
今回は、駐車場づくりを考えるときに知っておきたい
勾配の基本をわかりやすく紹介します。
●1. 駐車場の水たまりは“勾配不足”が原因
駐車場のコンクリートに水が溜まると、
・靴が濡れる
・車の乗り降りが不便
・汚れが残って黒ずむ
こんな悩みにつながります。
適切な勾配をつけることで、
雨水が自然に流れ、快適に使える駐車スペースを維持できます。
●2. 勾配がキツすぎると車が傷つくことも
逆に勾配が急すぎると、
車のフロント部分をこすったり、底を擦ったりする原因になります。
特にミニバンやセダンなどは車体が長めなので、
少しの角度の違いで使い心地が大きく変わります。
設計段階で「車種に合った角度」に調整することが大切です。
●3. 基準はあるけど敷地ごとに“最適値”が違う
一般的な目安では、
1〜2%ほどの緩やかな勾配 が推奨されます。
ただし、
・道路との高低差
・敷地の形
・敷地の水の流れ方
・隣地との境界状態
これらでベストな角度は変わります。
外構業者が現地でレベル(高さ)を確認しながら、
その敷地に合った勾配を設計していきます。
●4. 長く快適に使うための“見えない部分”ほど大事
駐車場は毎日使う場所だからこそ、
「仕上がりのキレイさ」だけでなく
水の流れ方や高さ調整といった見えない部分の施工精度 が大切です。
ここを丁寧に仕上げているかどうかで、
5年後・10年後の使いやすさが大きく変わります。
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宇都宮市や栃木県内で、
駐車場のコンクリート舗装や勾配調整など、
使いやすい駐車スペースづくりを検討されている方は、
ぜひ一度 株式会社一蓮 までお気軽にご相談ください。


