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擁壁のある土地には注意が必要です!

2022.08.30 外構工事

本日は、壁や建物が崩壊しないために造られる壁のことを指す、擁壁(ようへき)についてお話させていただきたいと思います。

 

土地を購入して新築を建てる際も、中古物件を購入する際にも知っておきたいキーワードのひとつです。

擁壁(ようへき)とは、傾斜がある住宅の崩壊を防ぐ基礎のことを指します。

大きな高低差を地面に設ける際に、その崖となる土の側面が崩れ落ちるのを防ぐために設計・構築される壁状の建造物のことを言い土留(どどめ)とも言われています。

土地に対して切土や盛り土によって2メートル以上の高低差が生じたときは、同様に各自治体によって擁壁(ようへき)をつくることが義務付けられています。

なので、隣地と高低差がある土地を購入する場合には、自治体に確認するのが良いとされています。

 

 

 

また、擁壁(ようへき)には種類があります。

RC造

コンクリート擁壁(ようへき)のことを言い、その中でも、鉄筋コンクリートと無筋コンクリートに大きく分かれます。

立地条件に合わせて様々な構造で設置されます。

鉄筋コンクリートは擁壁(ようへき)で多く使われる素材になります。

 

間知ブロック

いくつものブロックを組み合わせて設置された擁壁(ようへき)のことを指します。

通常のブロックとは違い、斜めに積み上げるコンクリートブロックのことを言い、石垣などにもよく使われています。

高低差が大きい所に設けられます。

 

大谷石積み

大谷石を積み上げてつくられたもののことを指します。

軽石凝灰岩の一種で比較的加工がしやすい石材になります。

 

このように種類がありますが、擁壁(ようへき)によって建物の印象も変わってきます。

 

 

そして、検討している土地にもうすでに擁壁(ようへき)がある場合、新設しなくて済むと思われがちですが、つくり直しや補修工事が必要なこともあります。

また、購入する際には、現行の建築基準法を満たしたものであるという検証済みの有無を確認することも重要になります。

 

設置や補修をする場合は数百万円から数千万円もかかってしまうこともあります。

それらを踏まえて、設置や擁壁(ようへき)の状態確認は専門的な知識と経験、土壌に適した工法を知っている専門家に依頼することをおすすめします。

 

何か気になる点等がございましたら、ご連絡ください。

 

028-615-7293   代表取締役 村山 友亮


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