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宇都宮市といったら大谷石!
皆さん、大谷石ってご存じですか?
古くから、石倉や石塀に使われてきた大谷石。
内装材・オブジェ・エクステリアなどにも様々な加工品として多く用いられています。
本日は、そんな大谷石のついてお話させていただきたいと思います。
宇都宮市の特産物として有名であり、耐火性に優れていて石質が柔らかいのが特徴です。
現在では、栃木県宇都宮市大谷地区でのみ産出されているとても珍しい石なのです。
素朴で控えめな印象ですが、どこか懐かしくあたたかな風合いを感じさせてくれます。
また、大谷石にはスポンジ状の小さな穴がたくさんあります。
その穴を持つ鉱石のことをゼオライトと言います。
ゼオライトには多くのマイナスイオンと強い遠赤外線を放出しています。
この遠赤外線により、さまざまな効果をもたらしてくれます。
①熟成効果がある。
ワインや日本酒、チーズ、ハムなどの食品を大谷石でつくられた空間に貯蔵することによって熟成し美味しく仕上がります。
②音響効果がある。
多孔質構造のためコンクリートやガラスに比べ高い収音率を有しており、空間形状や設計との連係により演奏や音楽の種類に合った優れた音響空間をつくることができます。
③消臭効果がある。
多孔質構造にはガスや水なども吸着する性質があり、消臭効果があります。
④調質効果がある。
これも多孔質構造の性質で調質効果が期待できます。
消臭効果と同様に水の吸着能力が高いので、吸着した水分を利用し、乾燥を防いでくれます。
⑤癒し効果がある。
大谷石から出ている大量のマイナスイオンの効果で癒す効果があります。
細胞の活性化や免疫強化、空気の清浄化などざまざまな効果が期待できます。
このように大谷石にはさまざまな効果をもたらしてくれるメリットがたくさんあります。
ただ、大谷石にもデメリットがあり屋外に設置した場合、経年劣化に歯止めがききません。
メリットである水の吸着能力が高いことで、石に雨水が入り込みカビが生える原因になります。
ですが、屋外専用のコーティング剤を使用し、定期的なメンテナンスをすることによって劣化を防ぐことができます。
そうすることであまりデメリットのないものになりますね。
もっと詳しく大谷石について知りたい、気になることがありましたらお気軽にご連絡ください。
028-615-7293 代表取締役 村山 友亮